海外MBAへの出願では、エッセイや推薦状の準備だけでなく、各スクールの締切を正確に把握し、無理のない出願計画を立てることが重要です。
このページでは、2027年入学を目指す受験生向けに、米国および欧州の主要MBAプログラム20校の出願締切と合否発表日をまとめました。情報は各スクールの公式サイトをもとに、2026年8月20日時点で確認しています。
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最初に押さえておきたいポイント
- 米国トップMBAのRound 1は、2026年9月上旬から9月末に集中しています。
- Round 2は2027年1月4日から1月12日に集中しています。年末年始に仕上げる前提ではなく、12月中に主要書類を完成させることをお勧めします。
- Harvard Business SchoolとMIT Sloanの通常MBAは2ラウンドのみです。
- Whartonは、学生ビザが必要な留学生にRound 1またはRound 2での出願を推奨しています。
- Duke Fuquaも、留学生にはEarly Action、Round 1またはRound 2での出願を推奨しています。
- Dartmouth Tuckでは、通常締切より早く完全な出願を提出すると面接が保証されます。
- Round 3以降は、募集枠、奨学金、学生ビザの準備期間という点で不利になる可能性があります。
米国MBA:2026-2027年出願締切
表内の「結果発表」は、スクールが公表している最終決定日です。面接招待は、それより前に個別または一斉に通知されます。
| MBAプログラム | Round 1:締切 / 結果 | Round 2:締切 / 結果 | Round 3・その他:締切 / 結果 |
|---|---|---|---|
| Harvard Business School | 2026/9/9 / 2026/12/10 | 2027/1/5 / 2027/3/25 | 通常MBAはなし |
| Stanford GSB | 2026/9/9 / 2026/12/9 | 2027/1/6 / 2027/4/1 | 2027/4/7 / 2027/5/27 |
| Wharton | 2026/9/8 / 2026/12/17 | 2027/1/5 / 2027/3/31 | 2027/3/31 / 2027/5/11 |
| MIT Sloan | 2026/9/29 / 2026年12月中旬 | 2027/1/12 / 2027年4月上旬 | 通常MBAはなし |
| Chicago Booth | 2026/9/15 / 2026/12/3 | 2027/1/7 / 2027/3/25 | 2027/4/1 / 2027/5/20 |
| Northwestern Kellogg | 2026/9/9 / 2026/12/9 | 2027/1/6 / 2027/3/24 | 2027/3/31 / 2027/5/12 |
| Columbia Business School | 2026/9/9 / 2026/12/14 | 2027/1/5 / 2027/3/24 | 2027/3/29 / 2027/5/12 |
| Berkeley Haas | 2026/9/10 / 2026/12/10 | 2027/1/7 / 2027/3/25 | 2027/4/1 / 2027/5/6 |
| Yale SOM | 2026/9/15 / 2026/12/3 | 2027/1/6 / 2027/3/18 | 2027/4/7 / 2027/5/13 |
| Dartmouth Tuck | 2026/9/24 / 2026/12/10 | 2027/1/5 / 2027/3/18 | 2027/3/24 / 2027/4/29 |
| Duke Fuqua | 2026/9/30 / 2026/12/10 | 2027/1/5 / 2027/3/11 | 2027/3/25 / 2027/5/6 |
| Michigan Ross | 2026/9/8 / 2026/12/11 | 2027/1/4 / 2027/3/19 | 2027/3/29 / 2027/5/14 |
| Virginia Darden | 2026/10/7 / 2026/12/9 | 2027/1/7 / 2027/3/17 | 2027/3/1 / 2027/4/2。その後も4/1、5/1締切あり |
| NYU Stern | 第1締切:2026/9/15 / 2026/12/1 | 第2締切:2026/10/15 / 2027/1/1 | 第3締切:2027/1/15 / 2027/4/1。第4締切は4/15 |
| Cornell Johnson | 2026/9/17 / 2026/12/9 | 2027/1/5 / 2027/3/26 | 2027/4/6 / 2027/5/21 |
| UCLA Anderson | 2026/10/1 / 2026/12/11 | 2027/1/6 / 2027/3/26 | 2027/4/7 / 2027/5/14 |
| Carnegie Mellon Tepper | 2026/9/30 / 2026/12/9 | 2027/1/8 / 2027/3/10 | 2027/3/3 / 2027/4/22。その後も5/5、6/15締切あり |
Early Actionと特別な面接制度
通常のRound 1より前に締切や面接機会を設けているスクールもあります。
- Duke Fuqua Early Action:2026年9月2日締切、10月15日結果発表。合格した場合は入学を約束する拘束型のラウンドです。
- Virginia Darden Early Action:2026年9月9日締切、10月28日結果発表。拘束型と非拘束型を選択でき、限定的なオープン面接も用意されています。
- Dartmouth Tuck:Round 1は2026年9月1日、Round 2は2026年12月1日までに、推薦状とテストスコアを含む完全な出願を提出すると面接が保証されます。
欧州MBA:2026-2027年出願締切
| MBAプログラム | Round 1:締切 / 結果 | Round 2:締切 / 結果 | Round 3以降:締切 / 結果 |
|---|---|---|---|
| London Business School | 2026/9/3 / 2026/11/26 | 2027/1/6 / 2027/4/1 | R3:2027/3/22 / 2027/6/3 |
| INSEAD | 2026/9/15 / 2026/11/20 | 2026/11/3 / 2027/1/22 | R3:2027/1/19 / 3/19、R4:2027/3/9 / 5/7 |
| IESE | 2026/9/23 / 2026/11/23 | 2027/1/7 / 2027/3/15 | R3:2027/3/9 / 4/30、R4:2027/5/6 / 6/11 |
INSEADはこの表では2027年8月入学を対象としています。1月入学には別の出願スケジュールがあります。
面接通知日が公表されているスクール
多くのMBAプログラムは、面接を招待制かつ随時実施しており、招待日を公表していません。以下は、2026年8月20日時点で面接招待または面接判断の日程が明確に公表されている主な例です。
- Wharton:R1は2026年10月28日、R2は2027年2月19日、R3は2027年4月16日
- Columbia:R1は2026年11月2日まで、R2は2027年2月17日まで、R3は2027年4月30日まで
- Duke Fuqua:EAは2026年9月23日まで、R1は11月11日まで、R2は2027年2月11日まで、R3は4月14日まで
- Cornell Johnson:R1の初回通知は2026年10月27日、R2は2027年3月3日、R3は5月7日。初回通知は面接招待、面接なしのウェイトリスト、または不合格のいずれかです。
- London Business School:R1は2026年10月8日、R2は2027年2月9日、R3は4月15日までに面接判断
- INSEAD:R1は2026年10月16日、R2は12月4日、R3は2027年2月19日、R4は4月9日までに面接判断
- IESE:R1は2026年10月9日、R2は2027年1月22日、R3は3月19日、R4は5月14日までに面接判断
日本人受験生が締切を考える際の注意点
1. スクールの締切を、自分の完成目標日にしない
オンライン出願システムの不具合、推薦状の遅れ、支払いエラーなどを考え、公式締切の少なくとも48時間前を自分の提出目標日に設定してください。
2. 日本の夏季休暇と年末年始を考慮する
Round 1を目指す場合、8月のお盆休み前に推薦者へ正式に依頼し、可能であれば推薦内容のための情報提供まで済ませておくと安心です。Round 2では、年末年始に上司や推薦者と連絡が取りにくくなるため、12月中旬までの推薦状提出を目標にしましょう。
3. 一週間に出願を集中させすぎない
2026年9月8日から15日には、多くのトップスクールのRound 1締切が集中しています。複数校に出願する場合は、学校ごとに完成日をずらし、最後の一週間に4校、5校を同時に仕上げる計画は避けるべきです。
4. 留学生にとってRound 3は同じ条件ではない
スクールがRound 3を設けていても、Round 1やRound 2と同じ状況とは限りません。残りの募集枠、奨学金、学生ビザ、渡航準備を考えると、日本から出願する多くの受験生にとってRound 2が実質的な最終目標になります。
5. 推薦状とテストスコアの扱いを確認する
「オンライン申請を送信すれば締切を守ったことになる」のか、推薦状や公式テストスコアの到着まで必要なのかはスクールによって異なります。特に早期面接制度や面接保証を利用する場合は、完全な出願の定義を確認してください。
Round 1とRound 2のどちらを選ぶべきか
Round 1が常に有利とは限りません。テストスコア、エッセイ、推薦状が十分に準備できていない状態でRound 1に急ぐより、完成度を上げてRound 2に出願する方がよい場合があります。
一方で、次のような受験生にはRound 1が適しています。
- 6月から7月までにGMAT、GRE、EA、TOEFLまたはIELTSの目標スコアを取得できている
- 志望校とキャリアゴールが明確になっている
- 推薦者に早い段階で相談できる
- 社費派遣の社内承認を得ている
- 複数校の出願書類を計画的に準備できる
Round 2を目指す場合でも、学校選定やテスト対策を秋まで先延ばしにするべきではありません。特に日本人受験生の場合、英語試験とGMAT、GREまたはEAを並行して準備する可能性があるため、十分な時間が必要です。
Deferred Admissionの主な締切
大学最終学年または卒業直後の大学院生を対象とするDeferred Admissionは、通常MBAと異なる締切を設定することがあります。
| プログラム | 2027年の主な締切 | 備考 |
|---|---|---|
| Wharton Moelis Advance Access | 2027/4/21 | 面接招待は5/26、最終結果は7/1 |
| Chicago Booth Scholars | 2027/4/1 | 最終結果は6/24 |
| Columbia Deferred Enrollment Program | 2027/4/15 | 面接招待は5/15まで、最終結果は6月下旬 |
| Berkeley Haas Accelerated Access | 2027/4/1 | 詳細は公式ページで要確認 |
| Yale Silver Scholars | 通常MBAと同じ3ラウンド | 対象条件を要確認 |
HBS 2+2やMIT Sloan MBA Earlyなど、2027年の締切がまだ公表されていないプログラムについては、公式発表後に更新します。
よくある質問
MBAのRound 1はいつですか?
米国トップMBAの2026-2027年Round 1は、主に2026年9月上旬から9月末です。Dardenの通常Round 1は10月7日、UCLA Andersonは10月1日です。
日本から出願する場合、Round 3でも問題ありませんか?
出願できる場合はありますが、募集枠、奨学金、学生ビザ、渡航準備の面で不利になる可能性があります。原則としてRound 1またはRound 2を中心に計画することをお勧めします。
締切日は日本時間ですか?
いいえ。通常は各スクール所在地の現地時刻です。日本では翌日になる場合がありますが、時差換算を前提に締切直前まで待つのは危険です。
Round 1に間に合わない場合はどうすればよいですか?
完成度の低い出願を急いで提出するより、Round 2に向けてテストスコア、エッセイ、推薦状を改善する方がよい場合があります。ただし、Round 2も1月初旬に集中するため、秋から準備を進める必要があります。
